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マネックス銘柄スカウターの使い方|5年利用者が解説

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※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品や銘柄の売買を推奨するものではありません。

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銘柄スカウターでは何が分かる?

数字が多くて、どこから見ればよいか分からない

日本株を始めたばかりの方は、このように感じるかもしれません。

れき

結論からお伝えすると、初心者はすべての機能を覚える必要はありません。

まずは次の3点を順番に確認すれば、企業の長期的な変化を捉えやすくなります。

  • 売上高と営業利益の推移
  • 自己資本や有利子負債などの財務状況
  • 過去の業績と会社予想

私は元金融業界勤務で、マネックス証券を約5年利用しています。

普段はPCを中心に使い、日本株を調べる際に銘柄スカウターを活用しています。

れき

この記事では、初心者が最初に覚えたい見方と、私が実際に確認している順番を紹介します。

目次

マネックス銘柄スカウターとは

マネックス銘柄スカウターは、企業の業績や財務情報などを確認できる分析ツールです。

一般的な企業情報だけでなく、過去10年間の業績や四半期業績などを使って、銘柄を絞り込めます。

数字を毎年の決算資料から一つずつ集めなくても、長期的な推移をまとめて確認できる点が特徴です。

私は企業の決算を「1年分の点」ではなく、「複数年の線」で確認するために使っています。

直近の利益が伸びていても、一時的な要因かもしれません。

反対に、目立った材料がなくても、売上高や利益を長期的に伸ばしている企業があります。

複数年の数字を並べることで、こうした変化を発見しやすくなります。

出典:マネックス証券「日本株銘柄分析ツール マネックス銘柄スカウター」

銘柄スカウターの利用条件

銘柄スカウターの主な機能を使うには、マネックス証券の証券総合取引口座が必要です。

口座開設後、PCサイト、スマートフォン、マネックス証券アプリなどから利用できます。

一部の機能は、スマートフォン向けサイトやアプリでは利用できません。

れき

私はグラフや複数の数字を比較しやすいため、PCを中心に利用しています。

口座開設に必要な書類や本人確認の手順は、次の記事で詳しく解説しています。

銘柄スカウターへログインする方法

PCから開く方法

PCでは、マネックス証券の証券総合取引口座へログインします。

ログイン後、「投資情報」からマネックス銘柄スカウターを開けます。

MY PAGEの情報ツールへ登録しておくと、次回以降に起動しやすくなります。

マネックス証券のログイン後の画面上部

出典:マネックス証券のログイン後の画面上部

スマートフォンから開く方法

スマートフォンのブラウザでは、ログイン後のメニューから「投資情報」「ツール」の順に進みます。

マネックス証券アプリでは、画面下部の「メニュー」から「マーケット情報」を開き、「銘柄スカウター(日本株)」を選択します。

画面構成は変更される可能性があります。表示が異なる場合は、公式の利用方法をご確認ください。

出典:マネックス証券「銘柄スカウター ご利用方法」

初心者向け|銘柄スカウターの使い方

初心者は、最初からすべての指標を確認しようとすると疲れてしまいます。

れき

私は、次の順番で企業を調べています。

1.調べたい企業を検索する

最初に、企業名または証券コードを入力します。

最初から知らない企業を探す必要はありません。

普段利用しているお店や、商品を知っている企業から調べると、事業内容を理解しやすくなります。

銘柄を検索したら、企業概要と主な事業内容を確認します。

企業名を知っていても、何で利益を得ているかまでは知らない場合があるからです。

2.売上高の長期推移を見る

次に、売上高が長期的に伸びているか確認します。

売上高は、企業が商品やサービスを販売して得た収益の合計です。

私は次の点を見ています。

  • 長期的に右肩上がりか
  • 特定の年だけ大きく増減していないか
  • 売上高の増加が一時的ではないか
  • 会社予想でも成長が続いているか

売上高が減った年があっても、それだけで悪い企業とは限りません。

事業売却、災害、市況、為替など、さまざまな要因が影響します。

大きく変動した年を見つけたら、決算資料や適時開示で理由を確認します。

マネックス証券の銘柄スカウターの売上高推移

出典:マネックス証券の銘柄スカウターの売上高推移

3.営業利益の推移を見る

売上高の次に、営業利益を確認します。

売上高が増えていても、利益が減っている場合があります。

原材料費や人件費などが増え、十分な利益を残せていない可能性があるからです。

れき

私は次の組み合わせを確認します。

売上高営業利益見方の例
増加増加本業が成長している可能性
増加減少コスト増加などの確認が必要
減少増加事業整理や採算改善の可能性
減少減少減少理由を詳しく確認

この表だけで投資判断はできません。

気になる変化を見つけ、企業の公式資料を読むための入口として使います。

4.営業利益率を見る

営業利益率は、売上高に対して営業利益がどの程度残ったかを示す数字です。

同じ業種の企業同士を比較するときに役立ちます。

ただし、適切な利益率は業種によって異なります。

小売業とソフトウェア企業など、事業構造が異なる企業を単純に比べるのは適切ではありません。

私は利益率の高さだけでなく、過去と比べて改善しているか、悪化しているかを確認しています。

5.財務状況を見る

事業を続けるためには、利益だけでなく財務の安定も重要です。

初心者は、まず次の項目から確認すると分かりやすいでしょう。

  • 自己資本
  • 自己資本比率
  • 有利子負債
  • 現金および現金同等物
  • 営業キャッシュフロー

借入金があること自体が悪いわけではありません。

成長投資のために資金を調達している企業もあります。

大切なのは、利益や現金に対して負債が過度に増えていないかを継続して見ることです。

6.過去の業績予想を見る

企業が過去に発表した業績予想と、実際の業績を比べることもあります。

毎年のように予想を上回っているのか、下方修正が多いのかを見ることで、会社予想の傾向を把握しやすくなります。

ただし、過去の傾向が将来も続くとは限りません。

あくまで企業を理解するための材料の一つです。

10年スクリーニングの使い方

10年スクリーニングは、過去の業績や財務データなどの条件から企業を絞り込む機能です。

れき

私は、長期的な業績を確認したい企業の候補探しに利用しています。

初心者は条件を増やしすぎない

最初から多数の条件を設定すると、該当企業が極端に少なくなります。

なぜ該当しなかったのかも分かりにくくなるでしょう。

初心者は、まず2〜3個の条件から始める方法が現実的です。

例えば、次のような視点があります。

  • 売上高が長期的に増えている
  • 営業利益が長期的に増えている
  • 自己資本比率が一定水準以上
  • 連続増配の実績がある

条件に該当しただけで、優良企業や買うべき株と決まるわけではありません。

候補を絞った後に、決算短信、有価証券報告書、適時開示などを確認します。

10年スクリーニング1

出典:マネックス証券の10年スクリーニング画面

2026年5月の更新では、ネットキャッシュ倍率、PSR、連続増配年数などの指標が追加されました。

お気に入り銘柄を対象にしたスクリーニングにも対応しています。

出典:マネックス証券「銘柄スカウターにネットキャッシュ倍率など待望の指標が追加」

私が約5年使って感じたメリット

長期的な変化を見つけやすい

私が銘柄スカウターを使い続けている最大の理由は、長期的な業績を確認しやすい点です。

毎年の決算資料を一つずつ開く前に、売上高や利益の流れを把握できます。

その後、変化のあった年度の資料を詳しく読むと、調査の順番を作りやすくなりました。

調べる企業を絞りやすい

上場企業を一社ずつ確認するには時間がかかります。

10年スクリーニングで条件を設定すると、詳しく調べる企業を絞れます。

銘柄スカウターは「買う株を自動的に決める道具」ではありません。

調査を始める候補を探す道具として使っています。

メイン口座を変更しなくても使える

すでにSBI証券や楽天証券などを利用している方も、必ずメイン口座を変更する必要はありません。

れき

私は複数のネット証券を併用し、それぞれ目的を分けています。

マネックス証券は、日本株の長期業績を調べる役割が明確です。

サブ口座として利用する理由は、次の記事でも詳しく解説しています。

銘柄スカウターを使う際の注意点

分析結果は将来を保証しない

過去10年間の業績が良くても、将来の利益や株価上昇は保証されません。

事業環境、競争、為替、金利、法規制などにより、企業の業績は変化します。

スクリーニング結果だけで売買を決めず、企業の公式資料も確認してください。

表示された数字の意味を確認する

同じ名称の指標でも、計算方法や対象期間が異なる場合があります。

分からない指標を無理に使う必要はありません。

まずは自分が説明できる数字から始め、必要に応じて確認項目を増やしましょう。

条件を厳しくしすぎない

条件を増やせば、必ず優れた企業が見つかるわけではありません。

一時的な投資負担により利益が減っている成長企業などが、候補から外れる場合もあります。

スクリーニングは答えではなく、候補を整理する方法です。

銘柄スカウターが向いている人

銘柄スカウターは、次のような人に向いています。

  • 日本株を自分で分析したい
  • 売上高や利益を複数年で確認したい
  • PCで決算情報を比較したい
  • 長期保有する企業の候補を探したい
  • メイン口座とは別に分析環境が欲しい

反対に、投資信託の積立だけを続ける方や、個別株を調べる予定がない方には、優先度が高くない可能性があります。

口座を増やすと、ログイン情報や保有資産の管理も増えます。

自分が利用したい機能があるかを基準に判断しましょう。

よくある質問

銘柄スカウターは無料で使えますか?

銘柄スカウターの利用には、マネックス証券の証券総合取引口座が必要です。

記事確認時点では、銘柄スカウターについて個別の利用料金は案内されていません。

口座開設やサービスの条件は変更される可能性があるため、公式サイトで最新情報をご確認ください。

スマートフォンでも使えますか?

スマートフォンのブラウザやマネックス証券アプリから利用できます。

ただし、一部の機能はPC向けサイトからのみ利用できます。

詳しい分析やスクリーニングを行う場合、私はPCの方が操作しやすいと感じています。

銘柄スカウターだけで投資先を決められますか?

銘柄スカウターだけで投資先を決めることはおすすめしません。

決算短信、有価証券報告書、適時開示、事業内容なども確認する必要があります。

れき

銘柄スカウターは、詳しく調べる企業を絞る入口として使うのがよいでしょう。

SBI証券や楽天証券を使っていても必要ですか?

現在の証券会社で必要な分析ができているなら、無理に追加する必要はありません。

一方、日本株の長期業績や10年スクリーニングを利用したい場合は、分析用のサブ口座として検討できます。

NISA口座をマネックス証券へ移す必要がありますか?

分析用の通常口座として使うだけなら、現在のNISA口座を必ず移す必要はありません。

NISA口座は同一年に一人一金融機関です。金融機関変更を希望する場合は、公式案内をご確認ください。

まとめ:最初は売上高と営業利益から確認する

マネックス銘柄スカウターは、企業の長期的な業績や財務状況を確認できる分析ツールです。

初心者は、最初からすべての指標を使う必要はありません。

まずは次の順番で十分です。

  • 企業の事業内容を確認する
  • 売上高の長期推移を見る
  • 営業利益の推移を見る
  • 大きく変動した理由を公式資料で調べる
  • 慣れたら財務やスクリーニングも利用する

私は約5年間、企業の決算を連続して確認するために銘柄スカウターを使っています。

れき

ツールは投資判断の答えではありませんが、詳しく調べる企業を絞る入口になります。

口座開設の必要書類、本人確認、NISA申込の注意点は、次の記事で解説しています。

最終確認日:2026年7月15日
著者:れき(元金融業界勤務・マネックス証券利用約5年)

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